2009年08月31日

物申す!高速道路無料化

私は高速道路無料は反対である。


高速料金が無料になれば歓迎する人は当然多いだろう。

しかし、料金の無料化の裏側に潜む課題は多いし且つ大きい。
それらの問題の顕在化することを避け、メリットばかり強調するやり方はいかがかと思う。


問題点その1
道路使用者の使用責任意識が軽薄化する。

使用者が道路を使用することにより道路を傷めるから使用料金を支払う。これほど明解な使用者と管理者との健全な関係があるであろうか。高速道路は他の先進国と比較して日本の地形上建設コストが高い。それを維持負担するのは使用者であって、高速道路を使用しない国民ではないはずだ。

タダになれば当然のごとく利用者は増える。車が増えれば事故も増える。一般道と異なり速度が出ている高速道路ではひとたび事故が起これば生死に関わる事故となる。このように派生していく安全管理の問題には予想の範囲を超える問題が発生する。
欧米ではフリーウエイになって料金は無料の道路が多い。しかし、車線の数が確保され産業道路と一般道路は車線で区別され、交通安全対策が建設段階から担保されている。

わが国ではこのような環境にないことをご存知なのだろうか。


問題点その2
予想される交通渋滞が経済を混乱させる。

高速道路の無料化は都会と地方との経済格差を埋め、地方が元気になると言う。確かに人口の集中する都会(主に京浜圏)への物流コストは地理的に離れれば離れるほど負担が大きい。それをなくせばコストは下がる。ただ現実はそんな単純なものではない。言下の経済情勢において相対的な費用の低減に一番最初に削られるのは物流コストである。原価計算など関係なく冷徹に何%カットの一方的な通知で処理されるケースがほどんであると言っていい。厄介なことに製造業者から物流業者に支払われる物流費の中に高速料金が包含されている例が圧倒的に多い。すなわち無料化が思わぬ物流費の削減の引き金になる可能性の方がが高いのである。

加えて予想される交通渋滞が時間的物流網を破壊する。いまやスタンダードになっているトヨタのジャストイン輸送は、発時間から着時間まで管理されている。着時間に製品が届かないと工場は動かない仕組みになっている。

物流業にとっては必要のない管理費用が発生することは目に見えている。これが果たして経済を発展させることになるのであろうか。


問題点その3
低炭素社会に逆行する

私は週末利用料1000円設定にも疑問を呈したが、無料化は車の走行台数を増加させ、二酸化炭素削減には全くもって寄与しない。これから国民が目指す環境に配慮した社会の構築に棹差すやり方である。欧州で実現している公共交通の整備に転換していく方向が中長期的な達成すべき課題であろう。



今まで不明朗な経営をしていた道路公団には一応のメスが入り、改善はされた。道路特定財源の問題も含め、私が提起した問題点を総合的に推進するのが政策と言われるものと考える。

有権者も一面だけを捉えた政策に踊されることない確かな目を持たねばならない。政権与党となった民主党が現実と向き合うのか注視したい。
posted by 飯沢ただし at 15:54| 岩手 ☁| Comment(0) | My Opinion 【意見を申す】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

政権交代は成った

細川内閣以来の自民党の下野が確定した。

細川内閣は明確な政権選択の選挙を経ていないので、実質的には戦後発の政権交代である。


今回の選挙は自民党の制度疲労が因となった、国民の政権交代の願望がこういう結果となったと思う。民主党は480議席のうち308議席を獲得して、完全政権与党となった。前原前民主党党首が言っていたように積極的な民主党支持が民主党の勝利に結びついたことではないことは肝に命ずるべきであろう。



本県の当選した代議士のコメントを聞いても、岩手一区の階 猛氏や岩手三区の黄川田徹氏は政権与党となった現実を踏まえた責任ある発言をしていたと感じた。お二人にはがんばって頂きたいと思う。


政権交代は成った。
当然のごとく問題はこれからどのような国の舵取りをするか、いかにマニフェスト掲げた政策を実現するかである。

特に外交問題は重要である。アメリカは即座に新政府に対して試すような戦術をとってくるであろう。それらの外圧に耐えられるか、どのようなスタンスで臨むのか、マニフェストで明記しなかっただけに注目されることであろう。


来年度予算がどのような形で示されるか、その経過と結果に注目である。
posted by 飯沢ただし at 06:26| 岩手 ☁| Comment(0) | My Opinion 【意見を申す】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月30日

どうなる地方分権

地方分権一括推進法が施行されて以来、道州制の議論など単発的には出てきているが、行政の改革という大上段での本格的な動きは静止している状況にある。


私も参画しているローカルマニフェスト推進連盟では住民との約束を柱に据えた地域の主権を目指して、真の地方分権社会の実現を目的としているが、今回の総選挙で地方分権が明確な議論の素地になっていないことは残念極まりない。



自民党は

・国の出先機関の廃止、補助金・税配分の見直しなどの「新地方分権一括法案」を成立させます。
・直轄事業負担金制度などの抜本的な見直しや、国と地方の協議機関設置の法制化を進めます。
・「道州制基本法案」を早期に制定し、平成29年までに「道州制」を導入します。


民主党は

・「地域主権」を確立し、第一歩として、地方の自主財源を大幅に増 やします。
・農業の戸別所得補償制度を創設。
・高速道路の無料化、郵政事業の抜本見直しで地域を元気にします。


どちらもの政党も立ち位置が中央政府からの視点が主体の分権議論であることが、分権議論の現実味を喚起させない最大の要因であろう。



なんとも歯がゆい状況である。


posted by 飯沢ただし at 14:36| 岩手 ☁| Comment(0) | My Opinion 【意見を申す】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月25日

小泉劇薬の後遺症

総選挙である。

選挙戦も残りあと5日となった。

今選挙は政権選択の選挙と報ぜられているが
はたして、2大政党が定着するのか、しないのか。
日本の政党政治の歴史上、分岐点になる選挙になると思うが・・・


肝心の各政党が出したマニフェストが有権者にどれだけ浸透しているか。選挙戦も中盤を迎えたが、骨太の政策論争よりも、相手政党の政策批判に終始している感があり、せっかくのマニフェストが選挙上に生かされていないのは残念極まりない。



有権者が「一回ぐらい(政権を)まかせてみるか」が大手を振ってまかり通っている現状は大変危険であると思う。



前回の総選挙は郵政改革選挙とされ小泉旋風が吹き荒れ、自民党が圧勝した。そのツケは必ず次の選挙に回ってくるとは思っていたが、想像以上の結果になりそうではある。

小選挙制度を導入した以上、こうなることは十分に予想できたが、政権選択という大きな判断をする上で、問題は選挙も質がどこまで政党が有する責任で高めてきたかということも十分に問われなければならない。


明日から私なりのマニフェスト分析をしてみたいと思う。




posted by 飯沢ただし at 23:54| 岩手 ☁| Comment(0) | My Opinion 【意見を申す】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月24日

ありがとう花巻東

昨日の結果は皆さんご存じのとおり。

準決勝で敗れましたが、花巻東は春の甲子園大会以上のチームに成長して岩手県民を感動揺れるハートさせてくれました。


準々決勝で見せてくれた驚異的な粘りは特筆ものでした。


心から花巻東ナインの全力プレーに感謝をしたいです。


春の大会が終わってから岩手県予選、甲子園大会と試練の連続でした。最後は主戦の菊池雄星投手が負傷して、最大の試練が準決勝でしたが、立派に戦ったと思います。


一回戦の長崎日大、二回戦の横浜隼人、三回戦の東北
準々決勝の明豊 どれもA級の高校ばかりを破ったのですから価値のあるベスト4だと思います。


すべての試合を見たわけではありませんが、今回の花巻東が抜け目ない野球を実践してきた象徴的なプレーは、明豊戦で相手のベンチがタイムをかけていたと勘違いしていた瞬間にランナーが二塁から三塁に到達したプレー。これは選手がいかに試合に集中して常に前の塁に進むことを考えていたかが表れていた最高のプレーでした。


また、こうして戦い抜いた花巻東のメンバーが補欠を含めてすべての選手が岩手の出身だということが、これからの甲子園を目指す岩手の球児に夢を与えたと確信します。



雄星君の涙x.JPG

【チームメイトのためなら体が壊れてもいいとまで言った雄星君、君はすばらしい!】


雄星君はこれからも注目を浴びる長い野球人生があるはずですが、今日の試練の乗り越えてさらにすばらしい選手になってほしいですね。

彼ならやってくれるでしょう。


出来るなら楽天球団に入団してほしいです。阪神はやめた方がいいと思うよ。
posted by 飯沢ただし at 01:20| 岩手 ☀| Comment(1) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月23日

木村正太選手初のお立ち台

今日の神宮球場で行われた巨人対ヤクルト戦に一関一高出身の木村投手が3回を1安打に抑える好投を見せ、チームの逆転勝ちに貢献をした。また自身プロ入り初安打も記録。

押し出しで勝ち越し点を上げたので、今日のヒーローインタビューのお立ち台に。


木村正太初お立ち台x.JPG


初の経験だったせいか緊張した面持ちで答えておりました。


木村投手は一軍初昇格以来、一度もファームに落ちることなく与えられた仕事をこなして、最近はきわどい場面にもショートリリーフで使われることが多くなりました。原監督の期待も大きいようです。


これで初勝利も目前になりましたから、今後の活躍に期待しましょう。
posted by 飯沢ただし at 21:59| 岩手 ☀| Comment(0) | My Favorites 【お気に入り】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月18日

小マダムキラー柏葉君

春の選抜大会に続き、夏の甲子園も岩手の代表「花巻東」の快進撃は続いてます。

菊池投手は一回戦の長崎日大戦ではホームランを三発も許し、心配されましたが二回戦の横浜隼人戦ではしっかりと修正してきました。さすがです。マスコミにも追われて大変でしょうが、よほど精神的にしっかりしいるんですね。大したものです。

さて接線の二回戦を決めたのは主将のセカンドを守る柏葉君。


柏葉x.JPG


男の私もかなりイケメンだな・・・と思ってましたが、決勝打のホームランをかっ飛ばしたことで注目度が増しています目
特に私の周辺の小マダムハートたち(複数ハート)


次の相手も骨っぽい相手(東北高か日大三高)ですが、頑張って欲しいです。

posted by 飯沢ただし at 01:13| 岩手 ☁| Comment(0) | My Boom【密かなマイブーム】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月12日

高校野球の校歌(その3)

一年六ケ月ぶりの続編がく〜(落胆した顔)・・・高校野球の校歌。


今回は校歌に英語の歌詞がある編です。
マニアックすぎると決して言わないで下さいあせあせ(飛び散る汗)


世の中も国際化の波を受けて、高校に英語科も設置されている高校も増えてきましたから、新設の高校に新しい校歌が制定されると、英語の歌詞の校歌も珍しくはないのかもしれませんが、その中で甲子園に出場するというのはかなり困難極まること。


そんな中、今回の夏の甲子園大会で2校も英語の歌詞がある高校が出場を果たしました。


過去には、私の古い記憶を引き出してみると、1976年の夏の大会に優勝した桜美林高校の校歌の中に

♪ あ〜あ〜あ オーベリンナ もろ手をあげて〜

  イエス イエス イエス と イエス イエス イエス と

   さけぼうよ〜 ♪

がありますが、正確には英語の歌詞にはなっていません。



一校目は山口県代表の「華陵高校」

まさに英語科を備えた国際交流に力を入れている高校です。これが県立高校というから驚きです。

♪ 青雲なびく 華の丘 熱き血潮の 友情(なさけ)あり
   集いし我ら 今ここに 感動もとめ いそしまん
      Soar up, reach for the stars! 華陵の我ら ♪

顔あげて 星まで届け(訳には自信なし・・・)というところでしょうか。


二校目は兵庫県代表の「関西学院高校」

実に70年ぶりの出場で、ユニフォームの胸文字の「KWANSEI」のWが歴史を感じさせます。

北原白秋 作詞
山田耕筰 作曲

♪ 風に思う空の翼 
  輝く自由 Mastery for Service  清明ここに道あり我が丘
  関西 関西 関西 関西学院
  ポプラは羽ばたくいざ響け我等
  風 光 力 若きは力ぞ
  いざ いざ いざ 上ヶ原ふるえ
  いざいざ いざ いざ上ヶ原ふるえ ♪


Mastrery for Service はスクールモットーになっているらしく、
「奉仕のための練達」と訳されますが、「自己修養(練達)」と「献身(奉仕)」、この両方を実現することに、真の人間の生き方がある。ということだそうです。


作曲者の山田耕筰はが同校のOBであることから、作曲を手掛けたと同校のホームページに載っていました。


しかし、山田耕筰と北原白秋のコンビの校歌ってのはすごいですね。


曲もテンポが良くて「いざ」が3回、最後に4回があるのも渋い歌詞と私は思います。


いわば校歌は高校の顔。改めてこうしてみてみると興味深いですね。


これからも甲子園での歴史ある高校、新しい高校の頑張りを期待します。


posted by 飯沢ただし at 23:42| 岩手 ☀| Comment(6) | My Boom【密かなマイブーム】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月10日

勝部おさむ大東後援会が設立

次回の一関市長選挙に立候補を予定している「勝部おさむ」氏の大東後援会が設立されました。


勝部氏は一党一派に偏ることなく、市政運営をすることを標榜していることから私も支持を決めているところです。


私ら勝部を支持する支持県議団は役割分担をして、各旧町村単位に後援会を設立することに打ち合わせをして、なるべく多方面の市民に参加してもらうことを心掛けました。



今後旧東磐井地区でも後援会が次々と設立されるでしょうが、後援会設立の過程においても市民参加型の市制運営に関して合意形成を図ることが必要と思っております。

posted by 飯沢ただし at 23:17| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月05日

マニフェストサミット2009

マニフェストサミット2009x.JPG

【話題の中田横浜市長もパネリストとして参加】


横浜市でローカルマニフェスト推進議員連盟の総会とマニフェストサミット2009が開催され、私も参加してきました。


今回の集会で一番関心を引いたのは、松沢神奈川県知事の地方分権の進捗と道州制に関しての発言。

1)知事会の中でも道州制の導入には意見が分かれるところ

2)その中でも半ば強引に賛成知事らをグループを編成し、各政党に  分権に関してマニフェストに盛り込むよう要請したところ

3)道州制は分権改革の第一関門。霞が関権限一極集中システムを壊すには道州制の導入が最短の近道

3)に関して、そんな裏事情があるとは今まで知り得ませんでした。


それだけ、現在の官僚支配体制が地方分権の実現にはだかっているということです。今日までの地方公共団体と呼ばれた地方自治体が分権推進委員会で地方政府を目指すと掛声をかけても、掛声でけで終わってしまうことになります。


道州制の具体的内容についてはともかく、自己責任自己決定の行政システムに移行しなくては、いつまで経っても他人に依存する行政から脱却出来ません。この実現無くして政治自体も箱の中の利権争いに終わってしまいます。


今回の総選挙は政権選択の選挙と言われてますが、政権選択という形而上の問題に捉われることなく、選挙民は政党が地方分権に関して責任ある政策が盛られているか、やる気があるか、しっかりとその点も見定めるよう私も情報提供に努めたい思います。



posted by 飯沢ただし at 00:57| 岩手 ☁| Comment(0) | The Events  【各種催物】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年08月02日

今年も盛況「石磨き大会」

昨年15周年を迎え、今年16年目を迎えた「かじかの里 石磨き大会」が大原下内野自治会の主催で行われました。

石磨き大会x.JPG

【子供たちに大好評の魚つかみ取り】



例年の日大の学生さんの参加の他に、市内(旧一関市)の一民区の方々も夏休みを利用して参加して大盛況の大会になりました。


多くの参加者を見て感じたことですが、皮肉ではなくて、あくまで心配事として・・・


イベントが内外に知れ渡るようになると、当然のことながら参加者は増えます。となるとその規模に見合う準備が必要になります。継続して大会を運営していくには、運営する地元の方に無理のないようにするということが大事であって、盛況になればなるほど陥る可能性があるジレンマをどのように解決していくか。結構これは素直に言い出せない問題だと思います。


私も祝辞の中で申し上げましたが、「決して無理をしないこと。マイペースで継続することを目指して欲しい。」


なぜなら、こういうイベントは絶対に残して欲しいし、昨年も書きましたが下流の旧東山町や旧川崎村でも同種の水辺環境の保持を目的とした活動が盛んになって欲しいと思うからです。



posted by 飯沢ただし at 23:47| 岩手 ☁| Comment(0) | The Events  【各種催物】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする