2020年01月09日

Gone in the BOX.

ゴーン元会長会見、逃亡方法「話すつもりない」

【日本経済新聞電子版 2020/1/8 21:26 (2020/1/9 0:30更新)】

日産自動車元会長のカルロス・ゴーン被告(65)は日本時間の8日夜、逃亡先のレバノンで記者会見した。元会長の記者会見は2018年11月に逮捕されて以来初めて。敵意をあらわにしている日産や日本の司法制度を批判したが、逃亡の経緯などについては言及を避けた。会見での発言のポイントをまとめた。

■国外逃亡「問題かも」

保釈中に国外に逃亡したことについては「日本で法律違反をしたことは問題かもしれないが、検察もリークしてはいけないという日本の法を破っている」と批判した。

■「レバノンに長期滞在の用意」

ゴーン元会長は記者会見の質疑でフランスに渡航するかを問われ、「私はレバノンにいて囚われの身とは感じない。レバノンに長期間滞在する用意がある」と述べた。レバノン政府から自らの身柄が日本に引き渡されないと保証を受けているとの見方については「誰からも保証はされていない」と否定した。

■「アライアンス機能せず」

元会長は自らの実績について「2017年、ルノーと日産のアライアンスはナンバー1の自動車グループだった。ビジョンも大胆な戦略もあった」と強調した。「現在はどうか。アライアンスは機能していない」と述べた。

■逃亡方法「話すつもりない」

日本からの逃亡については「今日どのように日本を抜け出したかを語るつもりはない。代わりに、私がなぜ抜け出したかを話す」と語った。

■日本政府関係者の関与「名前明かさず」

事件への日本政府関係者の関与については「レバノン政府に迷惑をかけたくない」として名前を明かさないと述べた。日本政府の「トップレベルが関与したとは思わない。安倍(晋三首相)さんが関わったとは思わない」と指摘した。

■「日本の人質だった」

日本の刑事裁判での有罪率は99%だと指摘し「私が公平に扱われる兆しはなく、今後4、5年にわたり普通の生活を送れる兆しもなかった」と述べた。自らを「国の人質」だったと語った。

■「シャワーは週2回のみ」

拘置所での生活について「週2回しかシャワーを浴びることができなかった」「英語もフランス語も話す人はいない」と述べた。

■逮捕には西川前CEOが関与

2018年の自らの逮捕に関して、日産自動車の西川広人・前社長兼最高経営責任者(CEO)が「明らかに企てていた」と述べた。検察と日産が事前に準備していたとも主張した。

■「根拠のない攻撃」

「日本の検察や日産の経営陣によって組織化された恥知らずで根拠のないメディアの攻撃」と批判した。

■「初めて私自身を弁護できる」

ゴーン元会長は会見の冒頭で「私はこの悪夢が始まってから初めて私自身を弁護することができる」と述べた。「2018年11月からひとときも自由がなかった。過去数カ月にわたり弁護士なしで最大1日8時間尋問された」と日本での拘束を振り返った。


昨晩22時からの記者会見をテレビやネットで途中まで見ていたが、あまりに保身色ばかりが強く、興味を引く内容がないので止めた。

それにしても、周到な計画で日本の出入管の欠点をついた脱出劇が成功してしまったことはわが国の恥以外の何ものでもない。このゴーン氏の行動で透けて見えるのは、未だに日本は欧州から見てFAR EASTに位置する下のランクの国ということだ。世界に冠たる高品質の工業製品を製造する国もゴーン氏にしてみれば単なる利用するにしか過ぎない存在だった。

わが国の司法制度の問題点はこの場ではさておき、こんな小馬鹿にされた状況をつくられたことに対する日本政府の毅然とした態度が求められる。
posted by 飯沢ただし at 23:55| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月03日

58歳になりました

今朝起きたら母に「誕生日おめでとう!」とお祝いのことばを頂き、「生んでくれてありがとう。」と答えました。

ここまで大きな病気もなく過ごすことができました。本当に家族、友人、社員、地域の皆様のおかげです。感謝のことばしかありません。58歳となると還暦までいよいよカウントダウン。とうとうそんな年齢になったのかという思いが強いですが、還暦祝いは同級生の皆さんと共に健康で盛大に行えらばと思います。

今日は誕生日ということもあり一日公務はオフ。


昨年は正月競馬は例の件によりお休みだったため、恒例の水沢競馬場での初夢腕試し大会は中止でしたが、今年は佳人と共に出かけてきました。

1578043589921x.jpg


DSC_3017x.jpg


奥州愛馬の会会長杯 初夢賞をラブミーチャンの子であるラブミーボーイ号と山本聡哉JKの名手綱によって私を窮地のどん底から救ってくれました。今年も苦あれば楽ありの一年を象徴するようです。

これから家族一緒に夕食で誕生日を祝ってもらいます。ありがたいことです。

とにかく健康は最高の宝。留意してこの一年を過ごしたいと思います。
posted by 飯沢ただし at 19:08| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2020年01月01日

恭賀新年2020

新年明けましておめでとうございます。

恒例のわが家の雑煮の紹介から

DSC_3006x.jpg


去年とほとんど変わり映えしません(料理人が変わってないので当たりまえ・・・)。
わが家の雑煮の特徴は必ずヒジキが入ることです。

元朝参りが午後1時と遅めに地元の八幡神社へ。引いたおみくじは久しぶりの「大吉」でありました!

今年は子年。
nezumi-minx.jpg


ぎっちりと福を貯め込む年にしたいですね。


さて、今年の前半のハイライトは何と言っても「ILC」の動向が2月中には決定される予定ということ。期待は大きいですが決定してもそこからの課題も次々に出てきます。地元選出議員としてしっかりと対応してまいります。

2020年代の始まりの年。皆様にとってすばらしいスタートの年となりますことを心からお祈り申し上げます。
posted by 飯沢ただし at 23:47| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月31日

さようなら2019年

今年もいろいろありました。特にラグビーワールドカップ、県知事選に県議選と大イベントがありました。

今年はブログにもフェイスブックにもアップされなかった携帯電話にデッドストックされたものに日を当てる企画で一年を振り返りたいと思います。

DSC_1760x.jpg


1月。大相撲初場所 錦木関は何と前頭2枚目の番付で横綱白鵬との取組もありました。令和2年初場所は十両からの再出発。奮起を期待します。

DSC_1879x.jpg


2月。大東町図書館主催、冬の恒例行事「大東図書まつり」今年も多くの子どもたちが読書感想文や感想画を出品しました。末永く継続してほしいイベントです。

DSC_1977x.jpg


3月。イチローが公式戦で日本凱旋試合。そして突然の引退宣言。メジャーリーグに打つ・投げる・走るの野球本来の楽しさを巻き起こした稀有な選手の引退は残念でしたが、その功績とご自身の努力に賛辞を送ります。

DSC_2016x.jpg


4月。京都党の応援に京都へ。地域政党時代から交流のある京都党の皆さんは地方自治のあるべき姿をとことん追求しています。他地区の選挙応援は自分への振り返りでもありモチベーションを高めてくれます。

DSC_2148x.jpg


5月。千厩の伊藤さんのご案内でとても素敵なコンサートに行ってきました。こちらの楽器は演奏者手作りのもの。とても雰囲気のある音色でした。機会があればまた行きたいコンサートです。

DSC_2209x.jpg


6月。大学のボート部後輩が宮城県の長沼に遠征。先輩は後輩の面倒を見なければなりません。期待に応えて「河北レガッタ」舵手付フォアで優勝!写真は前回遠征した後輩たちが牛タンのお店で残していった色紙です。

DSC_2351x.jpg


7月。新笹の田トンネル実現期成同盟会総会。祝辞を述べている松川誠氏と小原伸元氏の横顔。新トンネル実現に情熱を傾けた伸元氏の突然のご逝去は残念でなりません。その遺志を実現するまで私は頑張ります。

DSC_2492x.jpg


8月。いよいよ選挙戦。事務所を手伝ってもらった藤原祐太君。たくさんのスタッフにお世話になりました。感謝感謝です。

DSC_2578x.jpg


9月。ラグビーワールドカップ釜石大会。台風の影響で1試合だけの開催。写真は高校のラグビー部同級生の亀岡澄君、えらいことにボランティアとして活躍していました。亀岡君はいまだにラグビー現役で頑張っています。

DSC_2711x.jpg


10月。わが家に新しい家族が仲間入り。フレンチブルの「都」ちゃん。現在はお父さんの「大黒」さんにちなんで「小豆(あずき)」さんと命名されました。久々の子犬ペースに慣れるまで熟年世代は時間がかかりました。

DSC_2838x.jpg


11月。一関体協の講演会で陣内貴美子さんと。芯の強さが印象付けられる方でした。やはり極めた方のメンタルは違います。

DSC_2924x.jpg


12月。藤田菜七子騎手が女性騎手で初めてのJRA重賞制覇!藤田騎手はもはや女性という枠を超えた立派な騎手に成長しました。これからの活躍に期待します。


来年まであと30分を切りました。哀しいこと、嬉しいこと、たくさんの出会いが詰まった一年でした。来年からは2020年代に突入です。厳しい世の中になるのは承知していますが、自分の与えられた分で一生懸命力を尽くしてまいります。

一年間の読者の皆様に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。


posted by 飯沢ただし at 23:35| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月30日

高齢化社会の現実

最近感じた高齢化社会の実体験。

・昨日参列した葬儀、一般会葬者は30名位だったが一番若いのは自分(57歳)😞

・車運転中に横の路地から車が出そうになったが、こちらが優先道路。止まるだろうと思っていたら自分の目前で飛び出して前進左折。いくらかカモ運転の心がけをしていたから何とか衝突は回避なったが、漫然と自分が前進していたら間違いなく衝突したでしょう。その車の後部には枯葉マーク👀


そして大東町の興田地区では11月末現在で今年誕生した子どもはわずか4人。おそらく他地区でも同じような傾向でしょう。


こうした現実をしっかり受け止めて前に進んでいかねばなりません。厳しいですが、頑張らねばなりません。
posted by 飯沢ただし at 18:41| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月29日

恒例の県への政策要望

御用納めの27日(金)に「いわて県民クラブ」から県に対して「台風第19号災害に関する要望書」と「令和二年度予算に関連する政策要望」を行いました。

1577602476314x.jpg


わが会派の政策要望の根幹と特徴は、人口減少状態をいかに食い止めるかという短期的・中期的・長期的な視点に立脚したものです。故に佐々木努政調会長がまとめたこの提案書は少子化対策や教育政策にかなり厚くなっています。

1577602462342x.jpg



達増知事からは「皆さんがまとめたこの提案書を参考にさせて頂き、来年度の予算編成にあたる。」というコメント。(ほとんど例年と一字一句変わらず・・・)

しかし、我々は県民のために弛まず粘り強く、政策実現のために来年度も努力を継続して参ります。
posted by 飯沢ただし at 23:14| 岩手 ☀| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月26日

やはりIRは日本には向かない

秋元議員を逮捕、IR参入巡る収賄容疑 東京地検

【日本経済新聞電子版 2019/12/25 21:24更新】

カジノを含む統合型リゾート(IR)への参入を目指していた中国企業「500ドットコム」側から賄賂を受領したとして、東京地検特捜部は25日、IR担当の内閣府副大臣などを務めた衆院議員(東京15区)の秋元司容疑者(48)を収賄容疑で逮捕した。同社側は、当時政府内で検討中だったIR実施法案の情報などを求めていた疑いがある。



このような事件は起こるべくして起きた。人間の欲は果てしない。


意外に思われるかもしれないが、私はIRには反対。

日本人は勤勉な国民であり、文化と経済力が同時に発揚される国づくりをしていかなければならない。これからの若い有能な人材を刹那主義につながる一攫千金的要素が強い職場に送り込みたくない。人類の発展のために貢献すべき日本人の役割はまだまだあるはずである。

特に中国企業がつけこんでくるのはわが国にとって絶対によろしくない。
posted by 飯沢ただし at 10:26| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月25日

クリスマス・・・雑感

strathfifex.jpg


strathfife2x.jpg


やっと見つけました😃。本船「Strath Fife」の画像。ということで記念アップ。今見てもシュタルケン横に表裏4つの5トンクレーンを備えたのはなかなかの機能性を発揮しますね。
この船で仕事の厳しさを知ることになりました。思い出に残る本船です。

以前アップしたEクラスよりFクラスの方が船体が長いのでしょうか。今度藤岡さんにお会いした時にじっくり聞きたいと思います。ファンネルマークの青に白地P&Oは垢抜けたものを今でも感じます。

クリスマス時期になると船内もお祝いムードが高まり、特にブリティッシュクルーの船では盛大にパーティーが催されました。

夜の荷役当番の時にごちそうの差し入れを頂き、ウオッチマン(警備員)さんと一緒に食べた記憶もだいぶセピア色に近くなってきました。ウオッチマンさんはいろいろな人生経験の方がいて、さまざまなことを教えてもらいました。荷役時間が大幅に短縮されたコンテナ船ではウオッチマンは不要になったと思います。効率化は経済的なメリットはありますが、人生の機微を接する機会など失うものもあるということですね。


サービスの高度化は時間制約がどんどん厳しくなることを含んでいます。いくら人工知能が発達しても最終的に問題を解決するのは人間。これからの時代、人間力を磨くためにあえてムダをつくる工夫も必要になるかもしれません。


私が横浜港で働いていた頃は日本のプラント輸出の終盤期。ガルフという単語は今や富よりも紛争のイメージが強くなってきました。常に社会は動いている。2020年代はその動きが急加速する10年になるのではないでしょうか。
posted by 飯沢ただし at 08:24| 岩手 ☁| Comment(0) | Good Old Vessels【懐かしの船】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月24日

物流環境改善に関する意見書を国へ送付

物流業における安全確保のために高速道路の利用負担軽減と環境整備を求める意見書

私は(公)岩手県トラック協会の顧問を仰せつかっている身分でありますので、喫緊の課題を意見書としてまとめて12月議会で「いわて県民クラブ」から提出し、全会一致の賛同を得て国の関係機関へ送付されました。


労働集約産業の典型的なトラック業は国の働き方改革にいかに対応していくか、極めて難しい対応を迫られています。AIによる自動化運転やダブルトラックなどハード面での整備が喧伝されていますが、それが現実になるのはまだまだ遠い先の話です。時短のため高速道路の利用を推奨するといいながら肝心のドライバーが休息するパーキンエリアやサービスエリアは満杯で使えない箇所が多い。これでは話になりません。

三陸自動車道路に至ってはほとんど休息場所が整備されていない状況。こうした状況を少しでも改善するための意見書です。

物流は国民生活を支える動脈。しかし、それを維持するために大変な環境で勤務する状況を国民の皆様にも理解してほしいと思います。かっこつけの働き方改革ではまったく意味をなさないのです。
posted by 飯沢ただし at 23:58| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2019年12月21日

危機感が足りない・・・

宮蘭フェリー、来年3月休止 貨物伸びず低迷続く
【12/21(土) 14:00配信 河北新報】

 岩手県宮古市と北海道室蘭市を結ぶ「宮蘭フェリー」を運航する川崎近海汽船(東京)は20日、宮古への寄港を2020年3月末で当面休止すると発表した。東日本大震災からの復興を後押しすると期待されたが、業績不振が続いていた。4月以降は八戸−室蘭間で運航を継続する。

 宮蘭フェリーは岩手県初の定期カーフェリーとして昨年6月22日に就航した。同社は20年度が見込まれる三陸沿岸道の全線開通を先取りし、貨物集荷の需要掘り起こしを進めてきた。

 しかし、現時点では一部に未開通区間があることから多くのドライバーに敬遠されたとみられる。収益の柱となる貨物取扱量が伸びず、2年足らずで姿を消すことになった。 県の輸送実績(速報値)によると、今年10月までの宮古発着便のトラック輸送は累計5321台で、1便当たり約7台だった。昨年10月には室蘭発宮古行きの八戸寄港、発着時間の変更などてこ入れを図ったが、業績の好転に結び付かなかった。

 同社の岡田悦明フェリー部長は「三陸道仙台−宮古間はほぼつながったが、利用実績は上向く兆しが見えない。宮古盛岡横断道を含む道路開通後の交通量の変化を注視し、再開に向けた検討をしたい」との考えを示している。

 達増拓也知事は「復興道路の整備で宮古港の利便性が高まっている認識に変わりはない。宮古市と相談しながら対応したい」と述べた。


最初から苦戦するのは目に見えていた。採算に合わねば民間企業は撤退するのは常識。

私も経過を見ながら特別委員会で警鐘を鳴らしてきたが、果たしてどれくらいの努力を県はしたのだろうか。県はフェリー就航に合わせて宮古港の岸壁に多額の費用を投入してターミナル施設も準備した。これからの戦略を聞きたいものだ。

飯澤匡議員 宮蘭フェリーに対するこれまでの質疑

平成30年2月定例議会予算特別委員会
◆商工労働観光部における審査
〇飯澤匡委員 質問に入る前に、きのう釜石市を経由して宮古市まで追悼式に行きましたが、やはり物流としての幹線が非常に整備されているなということを実感しました。これからいろいろな物流環境を整備する上に立って、宮古港はフェリー航路が開設されるということですが、これはしっかりと心に刻んでほしいのですが、航路だけではだめなのですね。しっかりと集荷業務をして、それの二次展開を図ることが必要です。コンテナ港はそれなりの波及効果がもうすぐ出てきますが、フェリーとなると、やはり港湾課だけではなくて、商工労働観光部がそのところの集荷、コンソリデーション(混載)でありますとか、そこから、どのように宮古-盛岡というルート、これも考えなければならないと思いますので、その点しっかりとやっていただきたいと思います。

◆県土整備部における審査
〇飯澤匡委員 港湾についてもう一つですが、宮古-室蘭定期フェリー開設は非常に喜ばしい事柄でありますが、先ほどの質問にもありましたが、その答弁として、観光を軸にという嵯峨企画課長のお話でした。
ところが、私も物流業界の中で生活をしていまして、フェリー観光というのはほとんどといいますか、余り期待できるものではない。要は、商業者がほとんどでして、その中で往復便でどれだけペイできるかということがフェリー業界の一つの常識です。フェリーのメリットとすれば、トレーラーで運んできて、北海道の業者がそのままトレーラーに載せて宮古まで持ってきて、引っ張るトラクターは県内の業者で持っていくということで、労働時間の短縮にもなるし、フェリーでの移動時間は休息時間と今は認められるようになりましたから、それはそれでまた別な話ですが、いずれ、地元の物流業界にとってメリットがあるとすれば、まずそれが一つ。
ただ、これもあくまで通過型でありまして、やはり岩手県の荷物をどうやって集荷して宮古港から出していくかということも考えていかなければならない。
質問項目には入れていませんでしたけれども、さっき城内委員からあったフェリーターミナルについて、トラック協会からもオフィスのスペースをつくってくれという要請があったはずですが、その状況はどうなっているか、まずそれをお伺いします。

平成30年9月定例議会 決算特別委員会
◆県土整備部における審査
〇飯澤匡委員 大きく2点についてお伺いします。
最初に、宮古─室蘭フェリーのダイヤ改編に関して伺います。
私は、1期目の2回目の一般質問だったと思いますが、港湾の重点化ということで提言をさせていただいて、その後、港湾議員連盟ができたり、港湾ビジョンも策定していただいて港湾の重要性も認識され、その役割分担とともに大きく前進が図られてきたという思いを持っております。今回は、せっかくこういう航路が設置されましたので、これをもっと発展的に捉えて継続していくべきだという観点に立って質問します。
随分と早いダイヤ改編がありました。帰便で八戸港に寄港するというダイヤが発表され、それに伴う船のメンテナンスのために減便にもなったということです。
質問の順序を変えますけれども、まず、減便されたことに対する県の所感、もう一つは、さきの予算特別委員会で、私は、県内の貨物集荷の取り組みを強化すべきだと指摘しましたが、この間の県の取り組み、その効果、そして、この間の総括質疑において、1便当たりの平均利用数は、宮古発ではトラック3台、室蘭発ではトラック6台との答弁があり、大変厳しい状況に至っているわけですが、この間の課題認識をお伺いします。

〇飯澤匡委員 肯定的といいますか、ポジティブに捉えればそういうことだと思うのですが、利用者側、物流業者側の目から見ると、八戸港は今のところやはり潜在力があるわけです。将来的に三陸復興道路が全線開通すれば、間違いなく競争力があります。ですから、この間、どうやってつなぎとめる方策を考えるかと。やはり物流をしっかりとどめるような努力をしていかなければならない。これは大変な努力が必要かと思います。
せっかくできた航路ですから、これは生かしていかなければならないし、八戸港というのは八戸─苫小牧という非常に太い動脈航路があって、その中で、やむを得ず八戸港に行くものを少しでもいただこう、そして積載率を高めようというのがフェリー運航会社の考え方だと思うので、言うなれば、積載率をどうやって高めるかというのが課題となっているわけです。
私が心配しているのは、いかんせんこのダイヤ改編が早かったと。これはやはり重大な事実として受けとめて、危機感を持って対応しなければならないと思います。
確かに、この間の北海道の地震等で利用されたことで宮古─室蘭間のフェリーについては注目はされましたけれども、これを安定的に継続していくことが大事なので、その点をもう少し危機感を持ってほしいと思います。
そこで、10月1日の記者会見で知事は、八戸寄港にダイヤを改編したことに対して、サービス向上と、業者の目から見たような形の発言をしました。記者が二の矢で、存続の危機なのではないかというダイレクトな質問をしたのに対して、ビジネスというのは常に危機とともにあるという、非常にはぐらかしたような状況で問題をすりかえている。私は、これこそ大変な情報発信の損失だと思うわけです。フェリー会社は非常に足が速いわけです、やはり採算を求めていきますから。何とか復興道路が開通するまでしっかりと支えていかなければならない。それには安定した乗客、定期的なお客さんをしっかりつかまえる努力を─単発ではだめなのです。常に北海道に行く、そして帰るという便を確保しなければならない。これは相当な努力が必要です。八戸からの荷物を取ってこなければならない、そういうことも考えなければならないのです。
私は、知事のこの意識というのは非常に誤っていると思いますが、部長も同じような考えですか。

〇八重樫県土整備部長 まず、サービス向上と捉えているという知事の記者会見での発言ですが、これは、船社である川崎近海汽船からのメーンの理由として承ったという趣旨での発言ということで、そこは私も同様の認識であります。
ただし、県として危機感を持っていないということは全くありません。これは、やはり宮古─室蘭の航路が定着するということが非常に重要なことですので、八戸港に一時寄港するというのが利用者の一時的な利便になるのは間違いありません。ことしは台風も多くて、宮古─室蘭の欠航も実は相当数あったことで就航率が伸びなかったということもあります。その分、例えば八戸港に寄港した場合でも、航路は往復確保されたという状況にもなりますので、船社では、就航率もそんなに落ちてないというような対外的なPRの必要性も認識して、こういった決断に踏み切ったのではないかと考えております。
そういったことも含めて、まずサービス向上という言葉は、それはそれで間違っていないのではないかと考えておりますが、これは当面の措置であると知事も申しています。いずれ、復興道路が完成した折には、宮古─室蘭でダイレクト航路に復帰していただくということが非常に重要でございますし、その後もしっかり定着していただくということが重要でありますので、委員御指摘のとおり、これからはできる限り貨物自動車の掘り起こしを行うため、船社と連携しながらいろいろな荷主会社に、必要な対策を早急に打ってまいりたいと考えております。

posted by 飯沢ただし at 19:16| 岩手 ☁| Comment(0) | My Diary  【ふつうの日記】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする